カップリングなりきり100の質問 〈 前半 〉
1 あなたの名前を教えてください
「三科栄吉! ミッシェルって呼んでくれ」
「周防達哉。…呼ばない」
「えっ!? いや、タッちゃんに言ったんじゃねーよ」
「(ちょっとむー) ……じゃあ一体誰に呼ばれたいんだよ」
「いやいや、タッちゃん何怒ってんの〜?」
―― 達哉さんのヤキモチが長いので次に進みましょうか。
2 年齢は?
「16歳。春日山高校二年生だ」
「18歳。七姉妹学園の三年」
「…はぁ」
「なんでため息吐いてんだよ?」
「だってオレさ、タッちゃんより誕生日遅いだろー。だから追い付けねーなぁ、て」
「……」
「タッちゃん、なに、その満面の笑みは…?」
(栄吉、可愛い)
「知らないのか栄吉。今は年下の彼氏が流行だぞ」
「え、マジでっ!?」
「マジで」
3 性別は?
「…見てわからないのか…」
「タッちゃんは美人だからわからねーかもよ。二人とも健全な男子」
「………健全なの、か?」
4 貴方の性格は?
「……俺の性格は?」
「へいへい、タッちゃん。今それをオレが答えると下の質問と被っちまうって」
「…自分じゃあよくわからない」
「タッちゃんはとにかく可愛いよ、って性格じゃねぇか…。
無口でクールって言われてっけど仲良くなるとよく喋るよな。
あとすっげー天然。舞耶ネェと二人きりのときとかツッコミ不在って感じだ」
「栄吉はテンションが高い」
「いや、それ性格じゃねーし」
「じゃあナルシスト。明るい。お調子者。変。…傍からの評価はこんな感じだろ」
「…まぁ、そんな感じかもな。でも変はひどくね…」
「でも本当はすごい努力家。自分より周りのひとを大事にする。優しいよな」
「……タッちゃんっ!!(ひしっ)」
「……なんだよ」
「オレ、タッちゃんがそう言ってくれるなら、変でもいい!」
「……ばーか」
―― ばかっぷる炸裂が長いので次に行きましょうか。
5 相手の性格は?
(上で答えてしまったのでパス)
6 二人の出会いはいつ?どこで?
「10年前の夏休み。夏祭り中にアラヤ神社で」
「運命の出逢いだった!!」
「ある意味、そうかもな…」
7 相手の第一印象は?
「泣き虫」
「……あ、あの達哉さん、それは言わないで…」
「なんでだよ?(うーんと考えて) じゃあ親父さんに引き摺られてた印象しかない」
「…そ、それも忘れてくれ…」
「栄吉は?」
「う〜ん、そうだなぁ。タッちゃんはしっかりした感じだった」
8 相手のどんなところが好き?
「やさしい。カッコいい。かわいい。美人。
ひとりにさせたくない、って気持ちを、誰かのために何かしてやりたいって気持ちをくれるところが最高に好きだ」
(…恥ずかしい ///)
「…優しいところが好きだ」
9 相手のどんなところが嫌い?
「タッちゃんは自分のことをあんまり大事にしない。そこが好きじゃねぇ…」
「……そんなことはない、…と思う」
「…ホントか?」
「………。俺は栄吉に嘘吐けないのが嫌だ」
「オレのこと想って吐いてくれる嘘は、嬉しいけど、ダメだって」
「ごめん……」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「タッちゃんがさー、
魅了とか混乱ステータスにされたときに火炎系の魔法で攻撃されるとマジ致命傷になるくらい相性抜群!」
「そういう相性じゃないと思うけど……」
11 相手のことを何で呼んでる?
「今も昔も栄吉」
「タッちゃん。再会した当初は周防って呼んでた」
「時々 『達哉』 になるよな」
「…えっ、イヤ?駄目?」
「不意打ちでくると、ちょっとビックリする、けど……嫌じゃない」
「は〜良かった」
12 相手に何て呼ばれたい?
「ダーリン?」
「……… (冷たい目で一瞥)」
「たたたた、タッちゃん!!嘘だから!冗談だから!そんな‘目で殺す’コンタクト発動させないでくれ!!」
13 相手を動物に例えたら何?
「猫……かウサギ?」
「なんでうさぎ…」
「あ、ほら。うさぎって淋しいと死んじゃうって言うだろー」
「……栄吉はカメレオンか、鶏冠の青いニワトリでいい」
「な、なんだよ、そのちょー投げやりな回答はっ!!」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「歌作ってプレゼント」
「……ッ //// (恥ずかしい…)」
「タッちゃん?」
「俺は何をあげれば良いんだ?」
「それをタッちゃんが考える質問だろー」
「……じゃあアクセサリとか?」
「タッちゃん自身をプレゼントしてくれてもいいぜ〜」
「……ペルソナ、アポロ。アギダイン… (ぼっ!!)」
「あっ、あち、あちぃぃ!!」
「寝言は寝て言え (…なんで栄吉といるとこんなに恥ずかしいんだ ////)」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「べつに特に」
「うわ、ひでぇっ!」
「………じゃあ一緒にいてほしい。他には何も要らない」
「…………」
「栄吉?」
「オレも達哉だけ居ればいい」
(ぎゅうっ)
「……ん //// (抱きしめられ、恥ずかしそうに嬉しそうに頷き)」
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
「タッちゃんにつーか…ライバルがとにかく多い!
ギンコとかギンコとかギンコとか淳とか淳とか淳とか舞耶ネェとか……タッちゃんの兄貴とか!」
「(なんで兄さん?) 栄吉は……、…なんでもない」
「いや、あの、めちゃくちゃなんかありそうでしたけど…?」
「……なんでもない!(キッと睨み付け)」
「は、はい…」
「(……未だに金牛宮で告白スルーされたのが不満だなんて言えない…)」
17 貴方の癖って何?
「ライターを鳴らす。眠いと何処でも寝こけてしまう」
「ポーズをとる。気付けばギンコとどつき合い漫才」
18 相手の癖って何?
「クネクネする?」
「や、あれクネクネしてるわけじゃないって!!(泣き笑い)」
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「誰に対しても無防備すぎるっ!」
「そんなことない…」
「ある!しかも自覚なしだからタチ悪ぃよ。…あ、タッちゃんは?」
「…栄吉は周りに気を使い過ぎだ。好きなところでもあるけどな」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「上で栄吉が言ってるけど、淳やリサといると、栄吉がぶっ飛んで来る。
それで、無防備って怒られるときがある。べつにそんなことないのに……」
「タッちゃんはオレのやることで特に怒ったりとかねぇな」
21 二人はどこまでの関係?
「もっちろん最後まで〜」
「…ああ」
22 二人の初デートはどこ?
「スマル・プリズンかな」
「…夏祭りじゃないのか」
「いや、でもあれはみんな居ただろー」
「そうか。じゃあスマル・プリズンだな」
23 その時の二人の雰囲気は?
「普通だったって。他愛のない話ばっかしてた」
「でもそういうの、俺、嬉しかったな…」
「タッちゃん……!!(ひしっ)」
「ばっ、…だからいちいち抱き着かなくていい…ッ ////」
24 その時どこまで進んだ?
「何処にも……つーかタッちゃんは、あの頃、恋愛感情とか持ってなかった気がする」
「…持っていたかもしれないけど、気付けなかったんだ」
25 よく行くデートスポットは?
「スマル・プリズン。オレの家。…もしくはタッちゃんの家かな。
タッちゃんは人込みが苦手だから自然とそうなるんだよなー」
「……海なら行きたい。なるべく人の少ない時間帯に」
「えっ!? じゃ、じゃあさ! 今度行こうぜ!」
「バイクか?」
「うんうんっ!」
「そうだな。俺の後ろは高いぞ栄吉 (にっこり)」
26 相手の誕生日。どう演出する?
「一緒にいる」
「おお、シンプルだけどそれいいな。オレもそれ」
「真似するな」
「えーなんだよ、タッちゃん。オレといたくねぇの?」
「……そんなわけない」
「だろ。なら決定ー」
27 告白はどちらから?
「オレから」
「栄吉から、
(……なのに、金牛宮の告白はスルーされた、なんでだ……)」
28 相手のことを、どれくらい好き?
「誰よりも倖せになってくれなきゃ困るくらい!つか、オレが倖せにしたい」
「……忘れたくないと本気で泣いたくらいには…」
29 では、愛してる?
「もちろん!」
「…愛かどうかはわからない」
「マジでっ!? タッちゃんひでぇ!」
「(……むっ) じゃあ愛って何処から愛だよ」
「愛は真心だよ、タッちゃん」
「じゃあ恋は?」
「下心。下に心がついてるだろ」
「ってことは栄吉のは恋じゃないのか?」
「オレはタッちゃんに、恋しちゃって、愛しちゃってんだよ」
「……そう、か ////」
「タッちゃん、顔赤いぜ?(ニヤッ)」
「…うるさい」
30 言われると弱い相手の一言は?
「切羽詰った感じに 『えいきち』 って呼ばれると弱い。もう下半身がのっぴきならない状況に…」
「…〜〜ッ //// ノヴァサイザーッ!!」
「ぐ、がはっ!?」
「真面目に答えろ馬鹿!」
「ご、ごめ、タッちゃん… (つーか真面目なのになぁ…)」
31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「…殴る。そして真相を聞く」
「……出来れば先に真相を聞いてくれないかなタッちゃん…」
32 浮気を許せる?
「そんなの絶対ぇ駄目だろ!!」
「……俺も嫌だ」
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「栄吉が連絡もなしにそんなに遅れることはありえないから何かあったのかと心配して、まず携帯に電話する」
「タッちゃんが遅刻のときは大抵寝坊だから迎えに行く」
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「目と腰と手」
「……俺は手」
「へっ!? 手ぇ…なの?」
「よく指絡ませてくれるだろ。あれ好きだから」
「へー (いいこと聞いた!)」
「つかお前、腰って……」
「だって好きだもんよ。タッちゃん、マジ腰ほっそいよなぁ。折れそう!!」
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「タッちゃんはいつも色っぽい」
「髪が下りてるときに……掻き上げるのが」
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「いつもドキドキしてるからわかんねー」
「…真剣な顔で 『達哉』 って呼ばれると、……ちょっと心臓に悪い」
「素直にときめくって言おうぜ、タッちゃん」
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「つけない。栄吉にはすぐバレる」
「それは放っとくと、タッちゃんがひとりで色々抱え込むからだろ。ちゃんと見ててやんないと、って思うんだよ。
ちなみにオレはつかねぇ。つきたくない」
38 何をしている時が一番幸せ?
「タッちゃんに歌ってるとき」
「栄吉の間抜け面な寝顔見てるとき」
「……間抜けヅラって… (涙)」
「悪い (笑) …んー、平和だなぁ、て倖せになれるんだ」
「オレ、間抜けヅラでも構わねぇや」
39 ケンカをしたことがある?
「数えきれないくらい…」
「…そうだねぇ」
40 どんなケンカをするの?
「……大抵、俺が先にキレる」
「タッちゃんは意外と短気だからな」
41 どうやって仲直りするの?
「二人ともああいうときは頑固だからな。なかなか仲直り出来ない。けど最後は大抵、栄吉が謝ってくれる」
「だってタッちゃん、なんか最後には泣きそうな表情してんだもん。つか、達哉もちゃんと謝ってくれるから」
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「……叶うなら。栄吉がまた俺を選んでくれるのなら」
「選ぶよ!」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「上の質問の答えみたいなことを言ってもらえたとき……とか、…」
「いくらでも言うぜ!」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「あまり思ったことがない。栄吉はいつも優しい…」
「オレは愛されてないんじゃっつーか、淳とかギンコとか相手にもう少し警戒心を持って欲しい…。
みんな、タッちゃんのこと狙ってんだからよぉ」
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「ストレートに!」
「だから自分じゃよくわからないって…」
46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
「先がいい。……でも、… (チラリと栄吉を見る)」
「後がいい。達哉をひとりにしたくねぇ。…でも残されるオレのことも忘れないでタッちゃん」
「…うん、わかってる」
47 二人の間に隠し事はある?
「ないよな」
「今は深刻なものはないと思う」
48 貴方のコンプレックスは何?
「……嫌な質問だねぇ」
「…だな。俺は父さんと兄さん」
「…オレはありすぎてわかんねぇ。けど直すよう頑張りたいとは思う。努力はする」
「…栄吉は偉いな (よしよし)」
「でも親父には一生敵わねぇと思うんだ (涙ざめざめ)」
「うん、頑張れ (いい子いい子)」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「ほとんど公認。気付けば、みんなにバレてた。
(そんでギンコに殴り殺されそうになって、淳に色々とねちねち言われたんだよ……)」
「…??」 (←よくわかっていない)
50 二人の愛は永遠だと思う?
「………永遠なんて存在しない。あるわけない」
「でもさ、だからこそ永遠になるように頑張るんだってタッちゃん」
「……そうなのか…」
「そうだよ」
(満面の笑顔で達哉をぎゅうと抱きしめ)
「…ん、わかった」
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〈 Thanks ! 質問配布元 /
BIANCA 〉
ペル倶楽部で書いてあった設定をけっこう参考にしています (天然な達哉や、嘘を見破ることの出来る栄吉など)
説明しないとわからない補足。
この栄吉と達哉は、罰の世界から帰還後の二人の (つもり) で書いています。
(だから栄吉が達哉に対して心配性で過保護?です)
別れてからの、で書いたのと同じ設定 (※リサの告白イベントのときに、達哉に告白されて (舞耶姉は除く) 罰の世界で罪の記憶を取り戻した子は、
罰の世界の自分と同調出来なくなって (達哉と同じ状態) 罪の世界に帰ることになる) ←この設定に加えて、リサと淳も戻ってきているという、更に更に勝手設定になっております。ややこしくすみません。そしてよく考えれば、舞耶姉だけいない崩壊世界って書けば早かったのか、と今気付きました。
後半もそのうち裏にアップしますです (前半で力尽きて、まだ後半完成していません)
08.02.02 up